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写真による主要施設の紹介 (上記の施設名か、下記の施設名をクリックすると該当の施設紹介へジャンプします) |
主ポンプ 主ポンプ棟 ばっ気沈砂池 分水井 最初沈澱池 反応タンク 送風機 |
主ポンプ
地下を通って芦田川浄化センターへ流れてきた汚水を地上までくみ上げるポンプ6台が設置されている建物です。変動する流入水量に応じて、運転台数を変えて汚水をくみ上げています。 ビニールや木くずなどのごみを取り除く設備もあり、ポンプにゴミが絡まって故障が起こらないようにしています。 Ⅰ系 立軸斜流渦巻ポンプ (可変速)700φ×56.2㎥/分×28 m×375 kW × 2台 (定速) 700φ×56.2㎥/分×28 m×375 kW × 1台 (可変速)450φ×24.5㎥/分×28 m×170 kW × 1台 Ⅱ系 立軸斜流渦巻ポンプ (可変速)700φ×53.0㎥/分×28 m×350 kW × 1台 (定速) 700φ×53.0㎥/分×28 m×350 kW × 1台 |
主ポンプ棟
主ポンプが収められている建物です。 |
ばっ気沈砂池
主ポンプでくみ上げられた汚水に含まれている、砂を沈めて取り除く施設です。 Ⅰ系 容量:210.1 ㎥/池 × 2池 Ⅱ系 容量: 82.5 ㎥/池 × 2池 |
分水井
次の処理施設である最初沈澱池・反応タンク・最終沈澱池の構造物が、2つに分かれているため、汚水の流れを2手に分ける施設です。 |
最初沈殿池
沈砂池を経て送られてきた汚水を緩やかに流し、固形物を沈殿させ、水と分離するための施設です。 沈殿した固形物は汚泥となりスカム分離室棟を通って、汚泥濃縮タンクへ送られます。 悪臭防止のため、池には蓋がしてあります。 容量:768 ㎥/池 × 10池、744 ㎥/池 × 6池 滞留時間:1.6時間 |
反応タンク
微生物のかたまりである活性汚泥と汚水を混ぜて、空気を吹き込むことで微生物に汚れを食べさせて、汚水を浄化する施設です。 容量:3,181 ㎥/池 × 10池(Ⅰ・Ⅱ系)、3,943 ㎥/池 × 6池(Ⅲ・Ⅳ系) エアレーション時間:6.82時間(Ⅰ・Ⅱ系)、7.8時間(Ⅲ・Ⅳ系) |
送風機
反応タンクへ空気を送り込むための送風機です。 ターボ送風機(5段) 350φ×135N㎥/分×53kPa×220kW × 2台 450φ×270N㎥/分×54.9kPa×400kW × 3台 |
最終沈澱池
反応タンクから流れてきた水を緩やかに流し、水と活性汚泥を分離する施設です。 容量:1,200 ㎥/池 × 10池(Ⅰ・Ⅱ系)、1656 ㎥/池 × 6池(Ⅲ・Ⅳ系) 滞留時間:2.6時間(Ⅰ・Ⅱ系)、3.5時間(Ⅲ・Ⅳ系) |
急速ろ過施設(急速ろ過池)
最終沈澱池から出てきた処理水に少量含まれる固形物(活性汚泥)をろ過によって取り除く施設です。 重力式下向流急速ろ過池 ろ過速度:300 m/日 ろ過面積:48.5 ㎡/日・池 × 12池 |
消毒施設(塩素混和池)
処理した水を海へ放流する前に、次亜塩素酸ソーダという薬品を使って殺菌する施設です。 接触時間:29.5分 |
放流口
処理水は、福山港に放流されます。 |
重力濃縮タンク
最初沈澱池で発生した汚泥を集めて、沈殿分離して濃縮する施設です。 有効容量:616 ㎥/池 × 2池 |
余剰汚泥強制濃縮施設
最終沈澱池で沈めた活性汚泥のうち、増殖した微生物に相当する汚泥を引き抜いたもの(余剰汚泥)を遠心分離して濃縮する施設です。 横型遠心濃縮機 処理量:75.0 ㎥/時×75kW × 3台 |
汚泥消化タンク(卵形消化槽)
水処理で発生した汚泥を無酸素にして嫌気性消化を行う施設です。 消化によって汚泥は発酵し、メタンガスを含む消化ガスが発生します。 5,156 ㎥/槽 × 4槽 発生した消化ガスは、汚泥焼却施設で、汚泥を焼却するために使用しています。 |
汚泥脱水施設
消化した汚泥を脱水し脱水ケーキにする遠心脱水機です。 遠心脱水機の他にもベルトプレス式脱水機があります。 遠心式脱水機 × 3台 ベルトプレス式脱水機 × 2台 |
汚泥焼却施設
脱水ケーキを焼却処理する施設です。 流動床焼却炉:2,560φ×高さ11.65 m×30t/日 × 1基 脱水ケーキは焼却処分のほか、処分業者に委託して、セメント原料化し、再利用しています。 |
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